ナチの権力掌握

ヒットラーが権力を握るまでのBSドキュメントをみた。前後編があるので2時間ぐらいの番組。前にも同じ様な番組を見たけど今回のはよくわかった。

最初は共産党と議員数で争っていたけど、ナチが勝ったのは制服がかっこよかったと言う気がする。デザインしたのは今でもあるヒューゴボスである。キリリとして男らしい。しかし、政治的主張はユダヤが悪い、あいつらを叩けば私達ドイツ民族は幸せになると言うもの。最初は誰もそんな適当な事を言う狂人で、ヒットラーが変質者でサディストだという事に気がついていた様である。ところがずーっとそんな事を言われているうちに大恐慌などがあってドンドン生活が落ちて行くのでその話を信じていきたいと変質してしまった。5〜6年の間にである。

日本にもいる平気で嘘をいうアベちゃんをほっといていけない。いつまで加計の話ばかりで大事な経済対策とか国防の話をしないのはおかしいというけど、平気で嘘を言っている人が辞めるまで他の議論はしないほうがいい。平気で嘘をいう人を国のリーダーにしておくのは危険ですよ。

当時と比べて唯一違うことがある。当時はヒットラーに対してフォードが巨額の資金を出していたり、1930年代になるとドイツの財界も莫大な献金をナチにしていたと言う。

トランプ政権にマクドナルドが献金したらメキシコでもヨーロッパでも不買運動が出るだろうし、グーグルが献金したら世界中から非難される。それほどグローバルになっているので差別主義を経済界からの支持はされにくい。あるとすれば金融とアメリカの不動産業界ぐらいでしょうね。

トランプは危険。彼の主張はアメリカ人の本音だから。

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