昭和の時代は銀行員が個人の預金を集めていた。通帳なんかもひどいところは銀行員が持っていたりした。預金するといっぱい何だかんだよくわからないものをくれたもんです。最近では預貸率が60%ぐらいという、残ったお金は日銀において置くだけ、マイナス金利すら適用されてしまう。
窓口でお金を振り込んだり、引き出したりして月末になると混んでいたものだけど今ではそんな事は無いらしい。10年で窓口への来客が40%ぐらい減っている。私が銀行の窓口に行ったのは退職金の出入りで出かけた時ぐらい。後は夏歩いていて暑い時銀行の椅子に座りに行く。まあ、もういらない仕事だよね。
企業にお金を貸す為しょっちゅう個別の企業を訪問するなんていうのも時代遅れ、忙しいのに社長に会いに来る銀行員は迷惑といっている。それに手形なんていうのも激減してるんじゃないかな?住宅ローンの審査なんていくつか項目を入れればAIで処理できると思う。
そんな具合になって支店が赤字になると支店の価値が下がるので減損処理しなければいけない。負のスパイラルで赤字転落。そうなれば支店長は左遷だよね。さてどうするか?
土地持ちの小金持ちに投信を売ろうとするだろう。金利1、5%、手数料1%ぐらいで配当利回り4%ぐらいの物を勧めるだろうね。最近のREITが高いのはそのせいかなと思っている。こんな取引を勧めてきたら絶対やめた方がいいよ。
お金を銀行に捨てるつもりならいいけどね。
産業構造の大きな転換点で特に地銀は後10年で半分無くなるでしょう。スッキリ淘汰されるのがいいけどこれからいろんな悪あがきが見られるでしょう