今は小西美術という文化財修復会社の社長だけど、元々はGSのアナリスト。
彼がいうのには人口減少社会、とりわけ労働人口が2030年には5800万人と今より800万人ぐらい減る社会では最低賃金を少しづつあげるのがいいという。10年かけて2000円ぐらいにすればいい。全く賛成である。
今でも人手不足とか言ってるけど時給1000円でやっていてどうしても必要という仕事ありますか。レジ打ちはもちろん機械に変えるべきだし、鳥貴族はもっと値段あげるかやめればいい。夜中のコンビニもいらない、宅急便も必要ならもっと値段を上げればいい。1日に何回も配送するのにどんだけコストがかかっているか。
物価も日銀の金融緩和より簡単に2%の上昇は実現するよ。税収も増えて年金医療保険もなんとか持ち堪える。いい事ずくめのはず。
よくないのは世の中の価値観がガラッと変わってしまう。大きい事がいい事から中味の価値について考える様になる。サラリーマンの中間管理職で現場の事知らないで忖度だけで生きている人はいらなくなる。経営者と労働者という単純な構造に変わる。
私が1番こうなって生き残っていくのは家族経営の店だと思う。ちょっと高めだけど美味しいね、と言われる店が残る。安くてまあまあなんていうのは無理になっていい。
街からコンビニが半分になって銀行の支店がなくなって居酒屋がなくなるとどうなるかな?不動産不況は一時的にはやってくるね。10年ぐらいかけてゆっくり変化する方がマシだと思うけど。