雨用のパーカーも捨てたし冬用のズボンも捨てた。連れ合いはなんだかもっと捨てたようである。大した衣類を持ってきている訳でないので気楽である。食料品もあらかたなくなったのでワイン6本入る箱も余裕で入りそう。これから13時間かけてパリに戻る。パリは夏、それに革命記念日だそうである。エッフェル塔の上に花火が上がるという。ちょっと楽しみ。
ブエノスアイレスは遠い、世界の辺境だと思う。NYからでも10時間、パリから13時間、東京からだと30時間とかかかる。それはそれでいいと思う。この国ではたぶん核戦争なんて起こらないし、ブラジルが攻めてくるというのも考えられない。自分の国の事でお互いに手一杯。中東の難民が押し寄せる事もないし、ベネゼラの難民もブラジル止まり。もちろんアジアから船で難民がやってくるのは不可能。ただ、逆に言えば貿易は大変だろうね。牛肉は美味しくて安いけどオーストラリアの方が全然近いから輸出は難しいのかな。アルゼンチンワインは高いので1000ペソぐらいスーパーで一番高いのが600ペソ。普通の人は200ペソでまずまずかな。
それでも今日は専門店に行ったら4000ペソというのが売っていた。馬鹿馬鹿しいので1300ペソのにした。もっとアルゼンチンワインは日本の来てもいいでしょう。
ジャズがいい。パリでジャズクラブに行ってもあたりを引いてない。でもブエノスアイレスでは今回5回行ったけど全部良かった。タンゴはいいのに巡り当たらなかった。ちょっと日本舞踊みたいになっているのかも。
お暇でないといけない国アルゼンチン、ワインが好きで肉が好きでジャズ聴きたなら行ってみたら。ただ、肉以外は美味しくないよ。