読書

怠けている中小企業の社長はつらいね。

最低賃金を1500円ぐらいまで徐々に10年かけてあげるべきである、という話です。

社会福祉の立場から言っているわけでなくて経済合理性からの発言というのが面白い。少子高齢化の日本ではこのままではGDPがどんどん減少して行ってしまってどうにもならなくなる。そこで賃金を上げる事によって税収、社会保険料の徴収を増やすしかない。よくわかる話です。

障害になるのは中小企業の社長で人件費を削る事で経営を成り立たせている人たち。ここははっきり言って切り捨てていくしかないという意見。コンビニを見ていると時給1000円ぐらいで雇って精一杯の所は潰れても困らない。コンビニの本社が利益を吸い上げ過ぎているのであれば現場に戻すしかない。それでも潰れていくね。最低賃金が1500円になれば店長が他の店で働いたらいい。

こういうドライなパラダイムシフトがこれから10年で起こるのでしょう。選挙の流れも変わらざるえないようです。

神田の社長も引退したらどうかと思うね。

コメントを残す