地球温暖化

北斎の富嶽三十六景を見に行った。

見ていて思ったのは200年ほど前だけどほとんど化石燃料は使われていない。大井川の渡しは人がかついで渡っていた。海の波にあらわれているのは手漕ぎの木造船。考えてみれば牛乳もヨーグルトもなくて牛の放牧もしていない。

確かにこのまま進めば200年後には人類は絶滅危惧種になっている。地球全体の人口が10億人ぐらいになってやっとバランスが取れるんだろう。人間の一生はたかが80年くらい地球の時間は何千万年比較のしようもない。人は目の前の幸せをつかもうと努力する。それが結果的に不幸な結果になるとしても気がつく前に死んでしまう。

スーパーのレジ袋を止めるぐらいではどうにもならない。牛は地球温暖化に大きなマイナスだからと言って牛肉を食べるのをやめるわけにはいかない。飛行機を飛ばすのも禁止できないでしょう。

200年前の生活に戻すと言う結論に至るとき、どんな不幸が襲ってきているかを想像したくない。しかし、どうもそうなるのは自明らしいね。

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