相当心配している。

秘書室全員同じ様な考え方している。

この人もずいぶん努力してここまで来た様である。一旦高校出て就職した後早稲田に入って上級公務員試験に合格して、私学出身なのに総理秘書官になるなんて努力の人だよね。

ずっとこの所この事を考えていた。構造的な問題がある様な気がする。

塾に行けばきっと君は英語ができないから、そこを徹底的に勉強しなさいとか言われていたんだろう。受験には弱い所を伸ばすのが効率的だからね。しかし好きな事に集中しないというのは自己評価を下げてしまう。残るのは他人との競争に勝ったというマウントの意識だけじゃないかな。仕事をしても上司にどう思われるか気にしてばかりいると同僚との競争に勝つだけが全て。努力して人に勝つ事だけが目的化してしまうんだろうね。

こういう人には多分負け組に対する強い優越感とかもっと言えば彼らは不潔だという様な感性が根付いてしまうんじゃないかな。はっきり言ってろくなもんじゃない。

苦しい努力していますなんてダメなんじゃないかと思う。そういう人間ばかり集まっているのはどうもあかん気がする。

スティーブ・ジョブズの様な人にはなれない。好きな事に最終的に集中できる人材を確保しないとどんどんダメになる。この人みたいにほぼ人生の大半を苦しい努力に明け暮れていたんでは何も成し遂げられないでしょう。こんな人が今日本の上級国民になっているかと思うと先はないね。

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