ラテンの国に行くと朝から公園とか広場に男性が集まって井戸端会議みたいなのをやっている。日本では全く見かけない。日本で男だけが集まって話するのは居酒屋だけ。大抵会社の同僚で仕事の愚痴か上司の悪口自分の自慢話。そんなもの。たぶんラテンの爺さん達の話題はサッカー、政治の話、女性の品評会もあるかもしれない。昔は月曜日に会社に行くと週末の野球の話で盛り上がったもんだけど21世紀になってなくなった。
男性の会話は女性の会話と違って天気の話を延々と話したり相手の洋服趣味の良さを褒めたり、どっちでもいい事に相槌をうちながら話を進めたりできない。自分が知っている話しかできない。その為仕事しかしてこなかったサラリーマンは人と話す事がない。この間ジムにいる掃除の爺さんに(熱烈なロッテファン)最近ロッテ強いねとか言っていた、会員がいた。後で私のそばに来て何にも野球の事しらないのに、偉そうな言い方だけしてると言っていた。
ところで私ができる話はブリッジと相場かな。それもそれはわからないと言えるくらいの知識と知ったかぶりをして話している人を区別できるぐらい。後は旬の魚の話、ちょっとした居酒屋の話ぐらい。適当に相槌をうってニコニコ話すのはますます難しくなってきた。
