彼は稀代の政治家だとおもう。
この人ほど嫌われている人もいない。今度都知事選に出る、増田はかれが国交省の役人をやめさせて岩手県知事にしたわけだし、小池も日本新党時代の子分である。だけど彼には誰も感謝や尊敬の言葉をかけない。民進党の野田だって彼とだけは共闘したくないと公言している。
70歳を過ぎてから妻からも離婚されている。子供たちともうまくいっている様子はない。孤独な老後である。
しかし、彼の言っている事は多くは正しいように思う。消費税と社会保障の一体改革、いわゆる三党合意というのに反対して民主党から離党した。当時私も消費税を上げて社会保障制度を安定されるべきだと思っていたけど、そんなものは今全部忘れ去られてしまっている。
山本太郎というのと一緒にやっているというのは多分この国が将来貧富の差が大きくなり2極化いっそう激しくなる、その時は現在の政治家が受け皿にならないと見ているのかもしれない。きっとそれは正しい。10年先に結果がわかる。
