ぼちぼち、平均給与の下げは止まるように思う。失業率が3%になってきているので人手不足になってきている。それに最近ブラック企業もあるけどブラック人材なんてのにあたってつまらない事をリークされたくない。派遣でもなんでもある程度大事にしないとまずいという風潮がでてきている。
しかし、安心してはいけない。今回の同一労働同一賃金なんていうのは正社員の賃金カットに進むでしょう。ちょっとは非正規の賃金が上がるだろうけど、間違いないところでは定年延長された嘱託の社員の給料が下がる。一般社員についてきっと同じような事が起こるのは必然。経営者側からみれば必要不可欠な社員だけいれば後はだれでもいいとなってきた。昔は営業マンがいて得意先と懇意になって注文を受けるなんて構造があったけど、今やメールで1番の安くて良いものを選ぶなんてことになっているんだろうね。接待期待で受注先を選ぶなんてのは昭和で終わった。意味なく正社員のボーナスを払い続けるわけがない。
企業には内部留保が300兆円溜まっている。投資をするわけでもなく、ただ労働分配率をさげることによって溜まった金がある。これを外に出さないことにはどうにもならないけど安部君にできるかな。
ともかく日本を景気良くするには人口再度増加しかない。リニア新幹線なんてやっても北海道新幹線と同じ。つくるだけ。子供ができても働く事が出来るでなくて子供がいる方が貧乏にならない、有利である。こういう空気をつくるしかない。シングルマザーが夜も寝ないで働かなければ子供を養えないなんておかしすぎる。
5人もお子さんがいるんですか?あらっそれはいいですね、子ども手当でハワイにいけるんですって?とかいうような話にならないと日本はギリシャよりまずくなるよ。
たぶん、そうなるけど。