第三者委員会

ビデオニュースドットコムを見ていたら今週のテーマは面白かった。

一つはできるだけ甘い報告書を出して欲しいという欲求がある企業はその後も改革が遅れてダメになって行くという話。例としては和民、東芝、舛添。まあ、JOCは違う展開がまっている。日本国民の中にちょっと違法な事があってもオリンピックができてよかったから目をつぶろうという合意があるという。それはどこの国にもあるよね。これが今後日本ではどうなって行くか興味深いね。

もう一つは元特捜で活躍した検事とか結構偉くなった元検事がやめて弁護士になって第三者委員会の委員長になっているのに公正な報告ができていないのはなぜ?

元々検事で偉くなろうなんていうのは個人的な権力欲強くて上から評価が得られる様に努力した人間が多い。その上検事時代には弁護士が多額の報酬得ていて羨ましい。それで弁護士になるんだけど、弁護士は自分でクライアントを見つけて金を稼がないとダメだという事に気がつく。その為必要以上にクライアントの要求に応える事になるんだって。そういうわけでヤメ検が委員長になっている委員会は出鱈目の報告をするらしい。舛添もあんな第三者委員会を使わなければいまでも都知事だったかもしれないと言うのは興味深い意見です。

それと、もともと検事のモチベーションが正義感ではないと言うのを久保利弁護士が言ったのには驚くと共に勉強になったね。

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