ボルドー

ここは特に見物する建造物や美術館もない。世界遺産に登録されたのは旧市街の街並みだそうです。今、泊まっているアパートメントもその中に入る。エレベーターはなく削れた階段を3階まで登らないといけない。到着した時は20キロのバッグを持ってうんざりした。

しかし、部屋の中は快適、台所もシャワーも問題ない。連れ合いはこんなに設備の整ったアパートメントは初めてという評価である。

近隣にはレストランがいっぱいあって何不自由はないけど夜は部屋呑みに決めた。美味しそうな魚屋もあるし申し分ない。ワインも10ユーロも出せば東京の3000円代の味があると思う。

昼はラーメン、次の日がフォー、昨日はプルコギ丼。まあ、旅は長いこういう食べ慣れたものを都会で食べておかないとね。

水鏡には驚いた。昼間何度もその前にいったけど水がチョロチョロ流れるだけで噴水がなかなか吹き上がらない。水を節約しているのか壊れているのかと思っていた。連れ合いがあれが世界遺産らしいというので夜になれば景気良く噴水が吹き上がるだろうとワインも飲まずに暗くなるのを待って出かけた。相変わらず乾いた黒い石の上に水が少しづつチョロチョロ出てくるだけなのでうーんとなっていたら隣の紳士がウエイトとかいうので待っていたら。急に写真のようにライティングされた街が浮き上がってきた。綺麗なもんです。

街の雰囲気は半分バスクでタパスで立ち飲みなんて店が増えてきているし、街の装飾はスペインの匂いが感じられてきます。明日はフランスバスクのバイヨンヌにいってそこで前半のフランスはおしまいになります。

居心地が良いのでこちらにいらっしゃった折には3-4日滞在してください。良い休憩になります。美しいロワール、居心地の良いボルドー。

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