サンセバスチャン考

本当にこの街のバル街は凄い。古い城壁や美しい街を見て来たけどこの美味いバルが集中してあるのはここだけ。世界遺産に指定されてもいいと思う。きっとどこにもないと思う。

立ち飲みのバルはカウンターに何十種類ものピンチョスが並んでいてそれを指差しで頼むわけ。ワイン一杯は2-3ユーロ、勿論レストランに行けばボトルで無限に高いものもあるけどそんなものは誰も頼まないし店でも言わない。せいぜい聞かれてもドライかスィートを聞くぐらい。ビールも大きさのチョイスができ、値段は少しワインより高めかもしれない。

バーカウンターにピンチョスが並んでなくてメニューを見て注文する方式の店もある。それでも隣の人のを指差しで示したり、トリップアドバイザーの写真でも見せれば大丈夫。ひるまず食べたい物を注文する事が大事。

ここにくる客の90％は観光客、多分地元民はもっと静かな馴染みの店をもっていると思う。その為少し値段は高めかも。でも、気にするほどではない。

普通、観光客用のレストランはまずくて高いが相場だけど、ここはそうはいかない。来る客はほとんどすべて食いしん坊そんな店には寄り付かない。競争もめちゃくちゃ激しい。ほんの1区間に多分バルが100軒は集まっている。いつでも、創意工夫を続けているんでしょうね。空いているからといって入る客はいない。満員でも、強引には行って来るよ。

今回はトリップアドバイザーのトップ10は多分いけたと思う。でも、20番目の店が8番目の店に比べて全然ダメということはないので、混んでいる店を狙って飛び込むのがいいかなと思います。

ちょっと3日いていささか疲れた。ゆっくり飲むと言う雰囲気ではないのでね。

昼間は特に見るものないのでひまです。夜の為に体調を整えるか1時間でいけるビルバオの美術館もいいかもしれない。私達は今日はパンプローナに行って来た。大聖堂の美術館はハイテクで見どころがありました。