最後のモロッコ話


振り返って読んでみると食い物がイマイチという話とビールがないという事で話が終始しているね。しかし、食い物は美味しくないだけでまずいわけではない。ニュージーランドで食べた40センチもある魚肉ソーセージとかブラジルで食べた日式ラーメンとは違う。連れ合いは一応完食を目指しているからね。

リヤドという現地風の宿に七泊した。こういう経験は滅多にできないという事でそうしてみた。多分一泊15000円前後であると思う。こちらでは多分高級に属するホテルだと思う。でも、やっぱり水回りとかシャワーが満足というわけにはいかないね。ここで世界的チェーンのホテルに泊まる事もないかな(その方が安いけど、メディナにはない)

メディナいうのは不思議なたたずまいをしている。普通家は道路が決まってそれに面して門があるというのが原則だけどそうでもない。外からみると壁にしか見えないところに突然扉が出てくる。それを開けるとなかなか立派な部屋が現れるという寸法。もっと奥に行くとこの字型に曲がった路地の突き当たりに扉があってそこがリャドだったりする。多分広場に適当に石壁を積んで部屋を作ってあってその後隙間に道をつけたという順番出ないかな。狭いところは人がやっと通れるぐらいである。それも今まですれちがいはできたのに急に細くなったりしている。

今日の昼飯はやっと料理らしいものに出くわした。鰯の塩焼きが普通に美味い。東京でも美味いと言われる味。ビールはないって!

再訪したいとは思わないけど、きてみてよかった。本屋、TVで言っていることだけでわかった気にならずに自分出来てここまで異文化なのに気がつかされたのはいい体験でした。

マドリードについて自分の家に帰ってきたように思えたと言うのが今回のモロッコの最終結論ですかね。

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