籠池

最初に財務省の役人が総理の奥さんが名誉校長をやっていらっしゃるので法的に問題のない範囲で便宜を尽くしたと言ってしまえばよかった。多分何人か閣僚の首が飛ぶだろうけどそれだけの事。

本当の問題は教育勅語と言う現在の憲法の精神にあわないものを教育理念の中心においている学校の名誉校長に総理の奥さんが就任した事。

この事は多分法的には何も問題はないと思う。思想信条の自由は守られているからね。その事正面きってどう言う風に攻撃していけばいいかマスコミも野党もノウハウがない。そこで行き詰っているね。

しかし、安倍晋三と言う人は何をやりたいのかわからない。

今回の憲法改正でも戦争放棄はそのままで自衛隊の存在を憲法に書き込む事で自衛隊を違憲だという考えをなくすと言う。今更自衛隊をすぐに廃止しろとは共産党も言っていない。基本誰も反対できない。高校教育無償化もあんなに民主党の時反対したのにそれも憲法に入れると言う。憲法を改正する事だけが目標に見えてくる。

働き方改革も不思議。ずいぶん前に進んだ様に見える。教員の残業時間が多すぎると言うのも日教組が言っているのではなくて文部省が言って来た。組合活動より前に出ている。

しかし、国会の答弁を聞いていると安倍晋三には誠実と言う印象は全く感じない。気をつけないと鎧の下に何か隠しているのかもしれないね。

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