ついに来たよクライゲラヒ

アバディーンからバスに乗って来たんだけど、建物はみんな灰色、人は歩いてない。公園を通っても子供がいない。街は落書きひとつない。色がない。なんだかイタリアが恋しくなる。冷たそうな風が吹いている。

やっと乗り換えのバス停に着いたらそこには家族連れがいたけどね。

こんな地図で探しても見つからない所に来たのはハイランドインという日本人が経営しているスコッチバーがあるからである。客のほとんどはヨーロッパのスコッチ好き、近所の爺さんも少しは来るけど人口300人の田舎町だからね。日本人客は1割もいないという。店は盛況。

ハギスと魚の燻製、ステーキを食べた。ステーキは別にというものだったけどハギスは普通に酒のつまみで美味しい、魚の燻製もよく吟味されていると思う。

スコッチだけど実際味はよくわからない。でも、見た事がないようなものがズラリと並んいる。日本のウィスキーでイチローなんてブランドもある。埼玉らしい。

夜、連れ合いが寝た後寝酒を呑みに行った。一杯10ポンドぐらいで21年ものを出してくれたけど、正直よくわからない。ただ、スコットランドに来てから水が美味い事だけは確かだね。

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