イギリス雑感(針の穴から)②

今日でポンド圏とお別れなので思いついた事を書いてみます。残ったのはほんの小銭だけ。

公園はいっぱいあるけど、不思議に親子が集まって遊んでいる姿を見ない。パリだと子供を連れたじいちゃんとか、父親だけで遊んでいたりもちろんママ友グループもいっぱいいる。屋外であんまり遊ばせないのかもしれない。子供が行儀良いというかおとなしいよね。昭和の日本みたい。ずーっと子供に注意している父親なんてのもいるけど、イチイチ冷静なんだよ。

共通点としては食への関心が低い。ちょっとくらい高くても新鮮な野菜を食べたいとかいい肉を食べてみたいなんて思ってないみたい。スーパーの棚は全部冷凍食品かパックに入った肉、魚。対面で売っているのは田舎でスーパーなんかがない所。今回、一回ぐらい冷凍か冷蔵食品を味見したかったけどできなかった。やっぱり美味しくないよね〜とかいってもね。でも北アイルランドは移民の人が多いのか外食は美味かった。

イングランド、ウェルズ、スコットランド、北アイルランドと回ってきたけどずいぶん違う。気候も風土も歴史もそして言葉も違う。やっぱり別の国なんだと思ったよ。イングリッシュガーデンというだけあって素晴らしいのはイングランド。ウェルズは普通の家は日本の田舎みたいだし、スコットランドは特に何もしてない家も多い。イングランドでは少ないアジサイずいぶんあちこちでみた。もちろん貴族の館なんてのは立派だけどね。

ウェルズはちょっとしか体験してないけどウェルズ語は別の言葉、スコットランドの英語はチンプンカンプン。ゆっくり聞いてもバス停の名前もわからない。顔付きも違うような気がする。体型も若い女性でも100キロ級がザラザラいる。化粧も極端、パンクかと思わせるのもいればノーメイクも多い。アンダルシアの美女にはね〜。

ベルファストは思ったより明るい街。多分、ラテンの人も中国人もいっぱい住んでいて暮らしやすい。治安もいいと思う。でも、根っ子の所では内戦の傷が残ってるいてその事は出来るだけみないようにしてるんじゃないかな。そこまではわかるわけでもないけど。ただ、レストランのレベルが高いのは間違いないです。

イギリスは全般安心出来る。泥棒が職業として定着しているラテンの国とは違うし、自動販売機も壊れていない、エレベーターも壊れてない。そのぶん留学生にはいいかもしれない。

また、行きたいかと言われれば嫌でもないけど、ラテンに行くかな。

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