旅の終わりに①

暮らす様にするが旅行のコンセプトだから4泊6日パリツアーの人とは話が全然違う。食べるものだって体調に合わせのが1番で土地の名物だからといってどうしても食べにいったりしない。国内旅行だって旅館の食事が10日続くのはうんざりするでしょう。

イギリスの園芸にはちょっと驚いた。日本でいう庭園とは比べ物にならない程熱が入っている。薔薇も沢山みたけど、量と木の大きさでは京成バラ園はちょっとしたもんだと思う。一つ一つの薔薇の美しさ種類の多さは世界的なもんですね。しかし、全体のバランスとか考えるとまだまだ。

ビールはアイリッシュだね。ギネスが美味い。日本のギネスとは別物。他にもローカルなマーフィーとかの黒ビールも美味しい。昼からビールをちょっと楽しんでが板についている。夜になるとビールの後にジンを一杯。これを連れ合いが美味いと思う様になったらしい。しかし、一体何を食べていたのか判然としない。

ドイツのビールも期待したけどこれは酒を飲むという風情でないね。公園で楽しむもんです。味も薄い感じがした。それよりこの国はきちんとしすぎている。適当にやっておくという事が出来ない国民性なんだろうね。でも、なんとなくそれが選民意識を潜在的に内包してるじゃないないかな。だから知性で多様化社会を進めている様な気がする。街には普通に同性愛が抱き合っている。それをみて心の中でなんと思っているかはわかりませんが。

そしてフランス。と言ってもパリと他の街とは全然違う。20万ぐらい街がちょうどいい。ユックリできる感じがする。しかし、フランスに来て本格的なフランス料理は食べていない。一皿100ユーロぐらい考えれば食べられるだろうけど、そんな気に一度もならない。アパートメントホテルでマルシェで買って来た野菜、肉が普通に美味しい。チーズとハムでワインを楽しむのもいい。この旅行で1番美味しかったのはそうして食べたソーメンでした。もちろん東京から出し昆布も持って来たけどね。体が求めているんだろうね。

しかし、イライラする事がある。切符売り場で一枚のキップを買うのに挨拶して雑談しないと終わらない。効率という事は優先順位が低い様である。後ろに並んでいる人なんか無視です。

パリの地下鉄は街の中隅々まで走っている。菊川と清澄白河の間に白河町の駅があるくらい地下鉄網が行き渡っている。ところが乗り換えが長い、ゆうに一駅分くらいあるかされてしまう。古い駅だと全部階段の昇り降りみたいで全くね。荷物なんて持っていたら不能ですね。

とはいうもの何度来ても又来たくなるパリです。

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