婆さんと爺さん

お昼は婆さんの御用。

高校時代の知り合いで歌舞伎のイベント、セミナーを日本橋でやっている婆さんにお昼近所で能を観てその後食事をするレストランができたので一緒にお昼を食べないかという誘いを受けた。前からアドバイスを欲しいと言われていたのと好奇心がつい行くよと言ってしまった。

店は大変立派な造りで能舞台もあって相当費用もかかっていそう。(例の金魚のイベントをやっている会社みたい)能を40分ぐらいみてお寿司がでてくる。(寿司は不味い)それで1万円、従業員もいっぱいいてとても採算がとれる様なものではない。客もほとんど日本人で何人かはビジネス見学の様である。インバウンドで1人数万円使ってくれないとあわないんじゃないかな。

ご馳走された都合で来週月曜日には彼女の所のイベントも見に行く事になった。どうせアドバイスしてもそれが実行されるわけではないんだけどね。

夜は古希になった爺さんと清澄白河で一杯やった。紺青という店中々美味しかった。彼は思いのほか元気でむしろ10年前より健康そうである。気分的に吹っ切れたのかもしれない。毎日、晩御飯を作っているだけでそれで満足な様である。年金は家賃と光熱費で消えてしまって毎月妻に10万円もらって暮らしていると言ってた。もっと安い所に引っ越せばいいんだけどと言いながらきっと実行はしないと思う。

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