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この間MXTVを見ていたら伊吹文明が出ていて、民主主義には道義が必要であると言っていた。一番足らないのは選挙民であるとも言っていた。全くその通りだけどあんたは嘘つき総理を支えているんでしょうと言ってやりたかった。このままでは民主主義の時代は立ち行かなくなるのは間違いない。

昔は野党は働く者の暮らしを良くしてくれ、自民党支持者は公共事業を通して金を会社に落としてくれという単純な流れでだいたいバブルが崩壊する1990年ぐらいまでは概ねうまくいっていた。社会全体が右肩上がりで給料も増えるし経営者も楽に仕事ができた。

どうも民主党政権が失敗してから(何がどう失敗か良くわからないけど、そういうキャンペーンは成功した)世の中が大きく変わった。

r>gピケティーが言っている話で資産の増大が労働の分配を常に上回るのでどんどん格差は広がるという話。第二次大戦後だけがそうでなかったという事らしい。こういう状況ではもっと再分配をしないと社会は持たない。

こういう事が実感として庶民に広がったのがここ数年でないかな。その時、もっと分配を多くしろというよりもうどうせダメだから自分達より不幸な奴を作ろうとか、既得権益者を気分悪くしてやろうというような感情的な行動に走っている人達が沢山できたような気がする。

トランプを支持する30%の人達がオバマケアに反対したり、中国と貿易戦争をしたりするのは自分の利益の為出なくて気持ちいいからしているとしか思えない。結局1番つけを被るのは自分達なのにね。

安倍政権もこういう事を熟知していて高プロ法案を無理に通しても反対はない。生活保護費をカットしてイージス艦を買っても反対がない。むしろ喜ぶという事を知っている。ともかく立憲が反対すればするほど支持層は固まると理解している。まともな判断力を失った劣化した階層が生まれていると思う。

目先の損得ならまだしも不幸になる人が増えるのが嬉しい。みんな揃って不幸になろう!

やめてほしい、これでは民主主義は機能しない。困った事です。

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