連れ合いはちょっとしたてっちゃんである。電車に乗ったり時刻表を調べたりするのが好きみたいである。それで、有名な壁を見に行ってそこから電車にのって世界のベストテンに入るトラムに乗りに行こうという計画。
壁は東側の方が立派な力作が並んでいる。ちょっとした現代美術の展示である。なんとなく東側の方がくすんでダメなイメージを持っていたけど来て見ないとわからないものです。
トラムの走っている地域も東ドイツ側なんだけど落ち着いた田園風景が続いていてもと共産圏という雰囲気はない。レストランも美味しくてサービスも上々。メルケルも東側の出身というからね。私らが泊まっている数キロ範囲がイスラム文化なのかもしれない。ただ、他の街よりレストランとかバーが多くて活気はある。でも10年前はもっと静かで落ち着いた白人中心の街だったろうから、その不満はメルケルに向かうのはしょうがないかも。そしてその輪がどんどん広がって行くのが感じれば、綺麗事を言うなという勢力が強くなるだろう。夕方、慣例の植物園訪問。ここも中心部から離れた所にある。この周り割と落ち着いた中流住宅街。イスラム系の人達はあまり見かけない。植物園としては4星。立派なものです。6月ごろに来れば最高でしょう。ベルリンに来たらおすすめの場所だと思います。