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ウィーンに向かっている。

アイシュビッツで見た、うちの孫が履きそうな靴の山が何度も浮き上がってくる。。あまりの事に写真も撮っていない。

当時ここにいたナチスの兵隊が毎日子供達を何人もガス室に送り込んでいたわけだけど、どんな気分だったのだろうか。中には自分にも同じ年頃の子供がいた人もいたと思う。戦争で命令されたら何でもやってしまうのが人間だという話がある。南京で中国人を日本刀で斬り殺した事を自慢げに戦時中は人に話していたという。人間はどこまでそんな事をやってしまうのか考えずにはいられない。

もう一つ現代のドイツ人がこれを見た時普通の気持ちではいられないと思う。そういう贖罪感が彼らの中にあるのは間違いない。それがシリア難民の受け入れという形で現れている。しかしほぼ70年経って実際には相当軋轢があるのも


今回の旅行で分かってきた。

そんな悩みも何もない我々は南京大虐殺はなかったと言いたい政治家を大臣にしたりしている。そういう事実をいうと自虐史観という声が聞こえる。事実を認めていても心が砕けて来るのにいったいどういうつもりだろうかね。

ウィーンにはウーバーがあって楽々部屋に到着。100平米ぐらいあるマンション。一泊1万円ちょっと風呂桶、洗濯機、立派な台所、エレベーターも付いている完璧な部屋です。

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