なんとなく昭和育ちの我々はロッキード事件で田中総理が逮捕されているのを見て、正義が行使されているなと思っていた。実際はどうかわからないけど時々そう思わせる事があった。
しかし、ここ安倍政権になって忖度して公文書を偽造しても退職金をもらって辞めていったり、ほぼ強姦で逮捕されるはずだったのに逮捕も起訴もされずにいる人がいたりするのを見ていると上級国民というのがあると思えてくる。今回の池袋の事件はそうでないけどね。
一番ひどいのは東芝の社長が粉飾決算していて逮捕されない事である。あれは間違いなくアメリカでは懲役は確定です。そういうことが今回のわかりやすい事件で表面化したんだと思う。
この感情は令和の時代に大きく影響するような気がする。このまま上級国民というのを容認していくのか、それともより不寛容になってリンチ主義的になっていくのか。もう情報を隠蔽できる時代ではないという事を認めて法治国家の体裁を失わないようにしてほしいものです。そうもいかないか！上級国民。
