昭和の頃は土地神話というのがあった。バブルの終わり頃には今考えたらアホみたいなQレシオなんて詐欺まがいの指標が野村証券が叫んでいた。投資用マンションの価格2000万円に銀行が2400万円融資して金利も7%なんて時代だった。私も一瞬引っかかりそうになったけど手付けを捨てて逃げた。
その後企業は何より現金を積み上げる事が一番と信じこんだ。その後リーマンショックがあってUFJがモルガンに出資したりしてやっぱり現金だよねと誰もが信じた。(あの時私も少しは株買ったけど、全力では買えてない。もし勝負してたらいつでもビジネスクラスで旅行できていた)
そんな事があって今や企業の現預金が500兆円になるという、GDP と同じぐらい東証の時価総額を抜いているんじゃないかな。これは異常な事で大きな反動がくると思う。普通には株の支配権をとって配当で株主に強引に金を戻して残りを投げ売りするというのがすぐ思いつく。
レオパレスの株を村上ファンドが買っている、不祥事で下がったところがチャンス。きっと1年か2年して落ち着いたところで大和ハウスかオリックスに売り払うんだろう。まあ、良い売り物だよね。
こんなに企業に内部留保がたまるというのは国にとってまずい事になる。お金が回らなくなるという事は不景気になる。労働者に金が回らなくなれば消費が上がらない。個別の企業にとっては安全策かもしれないが全体で見ればまずい。税金かマイナス金利の強制適用かわからないけど、cきっと何かが起こるのは令和の時代と思う。
投資の対象は世界的に投資している企業がいいというのが私の信念。うまくいくかどうかは運と経営力だと思うけど武田に期待してるんだけどね。3年後1万円どうかな?