機会が平等で有れば勝ち組、負け組ができてもしょうがないという考えである。当時は日本は法治国家で悪い事をすれば首相でも逮捕されると考えていた。
でも、それは間違いでした。東芝の役員は誰も有価証券虚偽記載で逮捕もされないし、株主の損害賠償も受けずに暮らしている。東電の役員は明らかに安全性に対する重大な義務違反をしているのにのんびり余生を送っている。安倍は桜を見る会では明らかに法律違反を起こしているし、森友では官僚が書類を改竄するしもう出鱈目。政治家2世議員がほとんどだしどう見ても公正、だったり機会の平等でもないのが明らかになった。今回の菅君の見たくないものは見ないで幸せだと言い張るのも底が見えてしまった。
中国は共同富裕政策に切り替えるという。貧富の差が大きいのは共産党政権にとってはまずいという事だろうね。我々はその事にどれくらい気がついているだろうか?自分は中間層にいると勘違いしている人が多いような気がする。彼らが非難するのは生活保護で暮らしている人達である。ずるいという事だと思うけど、働いている自分達の暮らしが生活保護世帯とたいして変わらないという事にボチボチ気がつけば、今度の選挙でそれがあらわれるはず。2017年の自民の得票数が1800万票だった、普通に考えて1500万票になると思うんだけどね。