ほぼ2年ぶりに東京に帰ってきてあった。まあ元気そうで何よりである。共通の趣味である相場の話なんかしながら正月休みを過ごした。
その時電車関連は給料下がっていないのと聞いたらボーナスが減ったなと言っていた。ついでにと言って年収でどのくらいと調べていたら100万近く減っているのに気づいて本人が驚いていた。
決まった金額を家庭に入れるのには問題ないしボーナスは特に決まった使い道がないので放置していたそうである。相場の方が変動が多くて気にならなかったというお人好しというか、余裕というか呆れてしまう。
しかし、これは国全体では大きな問題だよ。中流にいると思っていた人が下流に落ちていっている人がいっぱいいるだろうね。航空会社もボーナス出ていない様であるから本気で大変な人がいる。私の経験で言えばリーマンショックの時、同僚で大変な事になっている人を見た。だいたい子供の教育費がきつい、でも退学させるわけにもいかない。それが兄弟でいたりするとあっという間に借金生活になる様である。急に生活を縮められないからね。
企業で見ると転職できる優秀な人間はやめていって、後に残るのはゴマスリ社員だけという寂しい状況になる。鉄道会社のプロパー社員は辞めても行く所がないらしい。それで給料の減額に甘んじるしかないという状況だという。国立大学を出た人が借金で苦しんでいる姿が目に浮かぶ。