相場

だいぶ見えてきた。

先行きの不安要素をあげてみる。

①アメリカのインフレとそれに伴う金融引き締め。これがうまくいかない。ソフトランディングは難しい。NYはまだ2割ぐらい下がらないとダメでしょう。その上企業業績も下向きになるからじわじわ下げていく。まあNYの影響が日経にも出るのはしょうがない。

②中国のロックダウン、コロナは結局3ヶ月ぐらい盛り上がって3ヶ月ぐらいは落ち着いてまた新種ウィルスが出てくるという循環。そういう意味で言えば上海は今月で終わるけど北京で始まるね。これは繰り返すからと諦めて対応するかどうかだと思う。経済には全く関係ないけど北朝鮮は大変だね。

③ウクライナの戦争は終わらない。状況はロシアにとって悪くなる一方だけど、それでもプーチンが参ったというまで続くでしょう。ロシアにとって敗北を認めるのと核攻撃に踏み切るのとどちらがリスクが大きいかの判断にかかっている。キエフに核攻撃した時NATOはどうするだろう?これはわからない。

でも日本株は下げるけど2〜3年のスパンで見ると悪くない。

経営者にとってこの円安はぼんやりしていると外資に買収されてしまう。内部にたっぷり現金なんて溜め込んでいればいるほど外から見れば良い買い物。UFJが増配して尚且つ自社株買いをするなんて不安の表れ。これはもっと小さくてもお金のある企業はおんなじ。探せばいくらでもある。

企業業績も内需型の会社は苦しいけど海外に展開していれば円安分でロシアと中国分くらいは凌げるんじゃないかな。車関係は鉄が強気に値上げを要求してくるからそれをどれくらいのむかだね。そういう意味ではゼネコンはあかんね。

円安も135ぐらいで反転すると思う。インフレの国の通貨が強いというのは少しおかしな話。アメリカの景気悪化がどれくらいなのか秋にははっきりする。日本は不安に駆られて25000を割ることもあったらそこは買い場じゃないかなと思っているんだけどね。

株主還元率が50%を超えてくるのは間違いない。アメリカ株話株主還元率が90%なんていうのがザラにある。日本もそうなって欲しいけど。そうなれば労働還元率と比べてどうなるかぼんやりしていられないよ。

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