ウィーン②

朝9時出発でベルベデーレ宮殿と植物園。連れ合いが朝一ならすいていると言うご意見に従って出発。ベルベデーレ宮殿と言うのは美術館でクリムトの1番有名な接吻という作品がある所

この作品が1番だとは思えないけどね。ともかく日本人団体客と韓国団体で混んでいる。それ以外は大したことないのだけど。でもクリムトがこんなに人気作家だとは知らなかった。私はこちらの方が好きだけど。

隣の植物園によって連れ合いとはここでお別れ。私は美術史博物館に移動。1時間ぐらいの予定だったけど、ハプスブルク家の宝がすごくて2時間ぐらいいた。本当に凄いものです。細かい細工の美しさには感動する。ここにはなぜか日本人団体客は来ていなくて欧米系の女性1人客が熱心に写真を撮っているのが何人も見かけられた。ジュエリー関係の仕事をしている人でないかな。本当に細かく観察していた。

お昼は連れ合いと合流した。疲れて特に考えもなく適当に入ったら適当なものでした。

部屋に戻ったらもう3時休憩して夜9時開演のジャズタイムに備える。夜は連れ合いが作ったリゾット美味しい。ベーコンと玉ねぎがあればなんでも美味しくなるそうである。

昨日の経験から少し早めにという事で8:30に店に到着。座る場所探すのが大変なほど混んでいる。今日はクラシックシカゴジャズという事で、アルカポネが聴いていたようなそんな楽な演目のはず。大きなテーブルに地元の爺さんが集まって呑んでいる。たまに昔の知り合いが出るから集まっているような雰囲気。昼間はデイケアで車椅子そんな爺さんもいた。

9時になって始まるとその車椅子の爺さんがドラム、呑んでいたのがコルネット、顔色が悪いのはトロンボーン、他にピアノとベースが入ってきた。

これが上手いのよ。爺さんのお遊びではなくて、CDにしてもいいぐらい。音もいいし力も抜けていて楽しいジャムセッションというのがそこにあった。いい夜でした。

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